噛む、噛まない、どっちが痩せる?正しい食べ方がダイエットの近道

みなさんは食べるスピードは早いですか?遅いですか?

これは「時間がないから早く食べる」、「TVを見ながらダラダラ食べる」などではなく、しっかり噛んでいるかどうかという質問です。噛む回数が多い程、食事にかかる時間も長くなりますよね。

さて、『噛む』ダイエットと『噛まない』ダイエット。どちらもそれぞれ効果が高いという噂はたくさんあります。実際にはどうなのでしょうか?

どちらの方が痩せる効果が高いのか、一方はどうして効果があまり期待できないのか、理由も含めて解説していきます。

理由が分かれば今日からでも実践できるダイエットです。間違っていた人は、次の食事から改善していきましょうね。

間違った『噛まない』ダイエットは絶対にしないで!

みなさんは『噛まない』と聞いて、どんなダイエットをイメージしているでしょうか?ここで間違った発想をしてしまっている人は、本当に危険なことになりかねないです。

これから紹介する『噛まない』ダイエットは、絶対にしないようにしましょう。もし、すでにしてしまっているならば、すぐに止めてくださいね。

『噛まずに飲み込む』のは『噛まない』ダイエットではない

『噛まない』ダイエットが効果があると聞いたことがある人の半数くらいの人が、きっとこの大きな勘違いをしていると思います。

『噛まない』ダイエットとは、『噛まずに飲み込む』ダイエットのことだと。

とりあえず、食事を噛まずに飲み込めばいいんでしょ?と思っている人が多いんです。そう思われる根拠も確かにあるのですが、後で説明しますが、これ、とっても危険です。

まず、『噛まない』ダイエットは、『噛まずに飲み込む』ダイエットではない、それは絶対にしてはいけない、ということを覚えておいてください。

「噛まずに飲み込むと吸収しないから痩せる」は間違い

単純に考えてみましょう。お粥は水分量が多く、煮込む時間が長くなる程に、消化の良い食べ物になると言われていますよね。

焼肉などのガッツリしたメニューよりも、うどんや豆腐、すりおろしたリンゴなどが、消化に良い食べ物と言われています。

つまり、細かく切られた(砕かれた)もの、柔らかいものが消化に良いということです。早く消火されるということです。

『噛まずに飲み込む』ダイエットは、この消火の良さを逆転の発想で覆す方法になります。

大きな塊を噛まずに飲み込むことで、消化が遅くなるのではないか?そして、消化が遅れるということは、栄養が体内に吸収されるもの防げるのではないか?ということです。

これなら肉でも魚でも、甘いものでもお菓子でも、何でも消化を遅れさせ、無駄に脂肪や糖を吸収しないようにできる!という画期的なダイエット。

ですが、どんなに大きな塊を飲み込もうとも、胃は消化させなくては危険だと知っていますから、必死になって消化させてくれるんですよ。

「消化が遅いから空腹までの時間が稼げる」は間違い

食べ物の塊を噛まずに飲み込むことで、消化を遅れさせると誤解されている『噛まない』ダイエット。

この流れで、更に、消化が遅れるならば、それだけ胃に留まるわけであり、つまり次の空腹までの時間を稼げるのではないか?とも言われています。

つまり、空腹がないことにより、間食を防げるダイエット法である!と言いたいわけであり、とても魅力的に見えてしまいます。

確かに、理論的にはそうなのかもしれません。胃の中に消化しきれていない食べ物が残っている状態であると、次の食事はそれほど多くは食べれませんし、食べたいとも思わないかもしれません。

でも、これ…。ただ、消化が遅れてしまっているだけの話。通常、1日に3食きっちり食べても、ある程度はしっかり消化できる力を持っている胃です。多少食べ過ぎても、間食をしていても、しっかりと消化してくれてますよね?

それが出来なくなっているんですよ。ダイエットって考えると嬉しいかもしれませんが、健康と考えるとどうでしょうか?私なら消化してくれる胃の方が有難いです。

例え痩せたとしても病気のリスクは高くなる

噛まずに飲み込むと、どうなるか考えてみましょう。

  • 顎の筋肉が弱くなる
  • 食道を傷める
  • 胃に多大なる負担をかける

噂の通りに、噛まずに飲み込むことで、消化を遅れさせ、糖や脂肪の吸収率を落とし、満腹期間も長くなり、痩せたとしましょう。でも、上記の3つのリスクがあります。もっと細かく考えるとたくさんのリスクがあるでしょう。

この食べ方をしていると癌になる!などではないのかもしれませんが、明らかに健康には良い食べ方ではありません。体の、それも食という大切な役割に必要な、顎や食道・胃などを傷つけてしまうわけです。

例え、大きな病気にはならずに済んだとしても、顎の筋肉がなくなって噛めなくなったら?食道の炎症が酷過ぎて飲み込めなくなったら?胃が消化する機能を持たなくなったら?胃に穴が開いてしまったら?などなど…。

噛まずに飲み込むダイエットに成功しても、大きな病気にならなかったとしても、また好きな物を食べたいと思った時に流動食しか食べれなくなってしまっては意味がありませんよね。噛まないダイエットをするなら絶対に正しい知識が必要です。

本物の『噛まない』ダイエットを知ろう

噛まずに飲み込むダイエットは、単に消化を悪くしているだけであり、あまり体に良くないので、オススメできるものではありません。

では、本当に効果が期待できる『噛まない』ダイエットとはどんなものなのでしょうか?

『噛まない』ダイエットは『噛まなくて良い』ダイエット

ネットでも効果があると噂されている『噛まない』ダイエット。有名な芸能人やモデルさんも試して効果を出しているとか…。

これは、噛まずに飲み込むという意味の『噛まない』ダイエットをしているわけではありません。

本当の『噛まない』ダイエットとは…
『噛まなくても良い』ものだけを、食べたり飲んだりするダイエットのことを言います。

つまり、本当の『噛まない』ダイエットは、無理に噛むのを止めるのではなく、噛む必要さえないようなものだけで生活するダイエットだったのです。

噛まずに飲み込むダイエットだと思っていたみなさん。答えは正反対でしたね。噛む必要のないもの。つまりほぼ液体です。真逆の消化に良いものだけを食べ飲みするダイエットだったのです。

『噛まない』ダイエットに最適なものとは

何を食べたり飲んだりしたら、『噛まない』ダイエットに最適なのでしょうか?

  • スープ
  • みそ汁
  • スムージー
  • 豆腐
  • お粥

などでしょう。

離乳食や流動食などのように、固形の食べ物を潰したものや、具を完全に潰した(溶かした)スープなど、飲み物に近い程に噛まなくても良いダイエットになります。

噛まなくて良いものなら何でも痩せるわけではない

本当の『噛まない』ダイエットでは、1つ注意しておきたいことがあります。

例えば炭酸飲料や清涼飲料。確かに噛む必要もありませんし、特に炭酸は飲む程にお腹も満腹になりやすいです。

ただし、これらにはたくさんの砂糖が含まれています。それはそれは異常なほどの砂糖が。食事の代わりに砂糖をがぶ飲みしていては、逆に太ってしまう可能性だってあります。

カロリーもないお茶であれば良いのでは?と思うかもしれません。確かに、ひたすらお茶だけで生活をしていれば、確実に痩せることができます。

ですが、必要な栄養も全く採れないですよね。結局、健康面に不安が残ってしまいます。

『噛まない』ダイエットをするならば、野菜やお肉・果物なども摂取できるスープやスムージーが良いですね。できるだけ栄養バランスが採れるように気をつけておかなければ危険です。

お茶だけ、お粥だけ、お豆腐だけ…などと、栄養に不安があるメニューでのダイエットは、その時1食分だけの置き換え程度にしておき、継続は控えましょう。

『噛む』ことがダイエットに効果が高いと言われてる理由

『噛まない』ダイエットも効果があると言われてる反面、やはり昔から『噛む』ダイエットの支持率は高いです。なぜ噛むと良い結果になるのかを、改めて勉強しておきましょう。

満腹感は約20分後に訪れる

あなたはいつお腹がいっぱいになったな…と感じますか?

例えば、すっごくお腹がすいている時に、牛丼をマッハで1杯ガツガツ食べてしまった時。普通に1人前食べているのに、なんだか物足りないと思った経験はありませんか?

更に例えば、とっても美味しい焼肉食べ放題。制限時間もたっぷり2時間。時間ギリギリまでたくさん食べようと、ゆっくりお肉を焼きながら堪能していると、アレ?30分くらいしか経ってないのに満腹かも?という経験もありませんか?

ガツガツと一気にたくさん食べた時と、ゆっくりゆっくり時間をかけてあまり食べていない時。普通に考えれば量が多い方が満腹なハズなのに、結果は逆になってしまうこともあるんですね。

これには満腹になる時間が関係しています。血糖値が上がると満腹になったと脳は思います。

どんなダイエットをしていたにしても、胃に食べ物を入れるから満腹になるのではなく、食べ始めて約20分で血糖値が上がることで満腹を感じれるようになる、ということを覚えておきましょう。

よく、サラダを先に食べて、お肉を食べると太らないとか言いませんか?こういうことですよね。サラダで時間を稼いで、お肉は短い時間でも満足できるようにしているのです。

食べる順番だけでなく、ゆっくりとよく噛むことで、自然と時間は過ぎていきますね。

『噛む』という動作自体がダイエットになっている

ただ『噛む』という動作をするだけ、ただこれだけがダイエットになるって気が付いているでしょうか?

よくよく考えれば当然なのです。座っているだけでも、眠っているだけでも、私たちの体はエネルギーを使っています。つまりカロリーを消費しているのです。

もちろん、噛むだけでもです。ただ飲み込むだけよりも、よく噛む方がカロリーの消費が多いのは間違いないでしょう。ただこれだけでもダイエットだったのです。

更に、噛むという動作で期待できることがあります。

  • 顎を動かすことで小顔効果
  • 消化をスムーズにすることで腸の活性化・便秘解消
  • 満腹中枢を刺激することで暴飲暴食の防止

これまたどれもダイエットに嬉しいものですし、ダイエットに繋がることですよね。

TVを見ながら、スマホを見ながらの食事は、ついつい噛むことから意識が離れてしまいます。食事中は食事に集中し、1回でも多く噛むように努力してみましょう。

マイナスもプラスも必要ない最高のダイエット

『噛む』ダイエットの最大の武器は、食事の量を減らす必要もなければ、何かを増やす必要もないことなのではないでしょうか?

炭水化物を減らすダイエットなら、炭水化物以外の食べ物を買わなければいけないですよね。リンゴダイエットならリンゴを買わなければいけません。

そもそもダイエットならば、食事の量を減らさなければいけませんし、甘い物や油ものを減らさなければいけません。

ダイエットってそうなんですよね。何かを足したり、何かを減らしたり。そのダイエットによって、プラスやマイナスで調整しなければならないことが多く、お金も苦痛もかかるんです。

ですが、ただ噛む回数を増やすダイエットならば、いつもと同じ食事の量で、同じ食事の内容でも効果が期待できます。何もプラスもマイナスもしないで、すぐに始めれるダイエットなのです。

もちろん、慣れてきたら食事の量や内容を調節することで、更なる効果が期待できますよ。

やっぱり痩せる効果が期待できるのは『噛む』である

『噛む』ダイエットと『噛まない』ダイエット。きっと上手に付き合うことができれば、どちらのダイエットも効果が期待できるものなのでしょう。

ただ、やはり健康的にも、リバウンドの可能性的にも、やっぱり『噛む』ダイエットの方がオススメなような気がします。

そもそも私たちが太る原因って何か知っていますか?時間に追われて生活することも多い現代社会も影響しているんです。

  • 朝はギリギリまで寝たいから食べない
  • お昼にゆっくりランチする時間がない
  • 丼や麺で簡単に済ませてしまう
  • 代わりに間食をしてしまう

私はこの4つの全てに当てはまっています…。休憩時間が1時間あったとしても、それを全て食事に使えないですものね。移動する時間や待ち時間などもありますし、酷い時には食事に使えるのは15分程度なことも。

ゆっくり噛んで食べてられないのが現状だという人は多いでしょう。だから太ると言われても困ってしまいますよね。

難しいと思いますが、痩せたいならば生活習慣を少しずつでも完全するべきであり、『噛む』『噛まない』はその後のお話なのかもしれません。

まずは夜だけでもゆっくり食事をとる時間を作ってみませんか?できれば朝もしっかり起きてご飯を食べる習慣を作ってみませんか?

朝はスムージーで『噛まない』ダイエットをし、夜はしっかりと『噛む』ダイエットをするなんでオススメですよ。

『噛む』も『噛まない』も、どちらも正しい知識があれば効果が期待できますし、合わせることで苦痛なくダイエットができそうですよね。

『噛まない』ダイエットは継続して続けることはオススメできません。時間や日数、目標を決めて、短期間だけ行ったり、朝だけにしたりと工夫をした方が良いでしょう。

後はしっかりと『噛む』ダイエットです。食べるものを工夫すれば尚ダイエット効果が期待できますが、普段通りの食事でも、しっかりと噛むだけでダイエットになりますよ。

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