ダイエット後の過食でリバウンド!反動を未然に防ぐ正しいダイエット
綺麗な洋服が欲しいとかスタイルをよく見せたいとか、理由はさまざまありますが、男女問わずダイエットをしたいと考えているひとは多いと思います。
しかし、実際にダイエットをして痩せることができてもその後の過食が原因で結局はリバウンドしてしまうという悲しい結果になってしまうこともあります。
それは、ダイエットのやり方が間違っているからなのかもしれません。
ダイエットにはつきものと思っていた過食やリバウンドを起こさずに、ダイエットを成功させるには、それまで正しいと考えていたやり方を変える必要があります。
さて、その正しいダイエット方法とはどんなものなのでしょうか。
これで過食もリバウンドも怖くない食事制限ダイエットのポイント三点
ダイエットを始めようと考えたときに、一番取り組みやすいのは食事制限だと思います。
しかし取り組みやすいダイエット方法だからこそ、正しい食事制限方法を知ることは大切だと考えたいですよね。
食事制限を中心とする正しいダイエットのポイントは以下の三点です。
- 食事の回数
- 期間
- 摂取カロリー
それでは、それぞれのポイントを詳しく説明しましょう。
正しいダイエットをするなら食事制限していても三食きっちりと食べる
ダイエットのために食事を、ある程度制限するというのはありますが、それでも最低限必要な食事の回数を変えるのはよくありません。
朝は食べないとか、夜は食べずに寝てしまうとか極端な食事制限をすると空腹時間が長く続いてしまい食べ過ぎに繋がります。
ダイエットを成功させたいなら、朝、昼、晩の三食をきちんと食べるようにしましょう。
体重を落とすならゆっくりと!長期間で取り組むことが成功のポイント
痩せるなら短期間で痩せて結果を出したいというのは、誰もが考えることだと思います。
しかし、短期間で痩せようとすると食事管理にも無理が生じることになり、健康的なダイエットとは言えないものになってしまいます。
ダイエットは、ゆっくりと体重を落とすことを考えて、長期間で取り組むようにしましょう。
実際はどのくらい?それぞれ年齢や体に適したカロリー摂取を心がける
ダイエットにはカロリー計算を取り入れることもときには必要になりますが、その場合には一日に必要なカロリーは不足させないことも大切です。
カロリー不足になってしまうと体が飢餓状態になり、痩せにくい体質になってしまいます。
健康的なダイエットには現在どのくらいのカロリーを摂取しているか、そしてそのカロリーが一日の摂取量をオーバーしているのか、そうでないかを知る必要があります。
【18歳から29歳までの一日に必要な摂取カロリー】
女性 | 1700kcal~2250kcal |
---|---|
男性 | 2250kcal~3000kcal |
必要なカロリーに差があるのは、一日のなかで運動をするかしないかの違いがあるからです。
あまり体を動かすことの少ないデスクワークが中心のひとでも、女性なら1700kcal、男性なら2250kcalが最低でも必要ということになります。
軽い運動を取り入れることで過食もリバウンドもないダイエットを実現
食事制限に加えて、体を動かすこともダイエットには効果を発揮します。
そして、ダイエット後にリバウンドをしない体作りには運動は欠かせないもののひとつです。
しかし元々、体を動かすのが好きというひとには問題のないことも、運動が苦手なひとには苦痛になって続けるのが辛くなってしまいます。
そこで、ダイエットに良い運動のポイントを説明しましょう。運動のポイントは次の二点です。
- 有酸素運動
- 継続
ハードである必要はなし!ゆるやかな有酸素運動で脂肪を燃焼できる
まずは、有酸素運動です。
有酸素運動とは体に酸素を取り込みながらできる運動のことで、代謝が上がる効果があります。脂肪を燃焼させるのでダイエットに取り入れたい運動方法です。
一方の、無酸素運動というのは有酸素運動より心拍数が上がるハードな運動になります。有酸素運動より、ハードなのでさらにダイエット効果があると思われがちですが実はダイエットにはあまり効果がありません。
【運動の種類】
有酸素運動 | ジョギング、ウォーキング、踏み台昇降運動など |
---|---|
無酸素運動 | 100mダッシュなど短時間で瞬発力を必要とするもの |
しかし、フルマラソンはマラソン選手がやるばあいには無酸素運動に近いものになり、普通のひとがやる場合は有酸素運動になる、というものもあります。
短時間しかできないハードなものは避けて継続できる運動でダイエット
また有酸素運動は、短時間で終わらせるよりも長く時間をかけるほうがダイエットにもいい効果が期待できます。
例えば、ジョギングやウォーキングは有酸素運動ですが長時間、ハードではない程度に走ったり歩いたりすることでダイエットになります。
時間としては最低でも二十分以上続けることがいいと言われています。
また、体に負担のない程度の運動をすることで長時間、長期間で続けることができることが有酸素運動のポイントでもあります。
- 運動は有酸素運動をする。
- 最低でも二十分は運動する。
- ハードな運動はダイエットには不向き。
ダイエットは継続することが大事なので、長く続けることができる軽い有酸素運動はダイエットに最適なのです。
これをすると過食してリバウンドをする!やってはいけないダイエット
ここまで、リバウンドや過食をしてしまう可能性の少ないダイエットのやり方を説明してきましたが、食事制限も運動もやり方を間違えてしまっては健康的なダイエットではなくなってしまいます。
そして、ここではやってはいけないダイエットを例にあげていきましょう。ポイントはカロリー不足やストレスです。
- カロリー不足
- ストレス
一日の必要摂取量が下回ってはダメ!カロリー不足にご注意を
ダイエットに適した食事制限などではカロリー制限などがありますが、そのカロリー制限を極端にしてしまうひとがいます。
一日に必要なカロリーをきちんと摂取しないと飢餓状態であると脳が判断して、体を守るために脂肪を溜め込んでしまいます。
脂肪をエネルギーとして消費せずに、体に溜め込んでしまうことでせっかく痩せた体も少し食事を多く摂ってしまうだけで太ってしまい、すぐにリバウンドという結果になってしまうのです。
食べられないという気持ちが溜まって過食するきっかけになるストレス
そしてダイエットの大敵といえば、ストレスです。
そして過食をしてしまうと、食べてしまったという罪悪感で、またストレスを溜めることになってしまい悪循環なのです。
また極端なダイエットで引き起こされる可能性がある病気もあります。
拒食症や過食症などの摂食障害や栄養不足。女性の場合は月経不順など。
ダイエットは健康的に!過食もリバウンドもないやり方が綺麗のコツ
ここまでダイエットについてお話してきましたが、過食もリバウンドもないダイエットは、健康に気を遣うことでなされるのがわかりましたね。
極端な思考にとらわれてしまうダイエットは過食症などの危険も
過食をしてしまうような極端なダイエットを避け、正しいやり方で健康を意識したダイエットをすることで、リバウンドをせずに綺麗に痩せることができます。
- 一日の摂取カロリーに気を付ける。
- 運動は有酸素運動を継続的にする。
- ストレスを溜めずに気持ちに余裕をもつ。
ダイエットは痩せて綺麗になれるものではありますが、体重を落とすことだけにこだわりすぎたり、運動をすれば食べていいという制限を作ってしまったり、極端なものに陥ってしまう可能性も孕んでいます。
過食をしてリバウンドしてしまうのも辛いですが、ダイエットすることだけにこだわりすぎると、拒食症や過食症になってしまうこともあります。
ダイエットは自分の健康を脅かさないようにすることが大事です。
正しいやり方でダイエットをして、過食もリバウンドも気にしない健康的で綺麗なスタイルを手に入れたいですね!