ところてんダイエットは栄養の偏りに注意!食事前にちょっとだけ
最近、自身の体型が気になりだし、ダイエットをはじめたいと思う方々は様々な方法を調べておられるかと思いますが、逆に色々ありすぎて迷っている方もおられると思います。
そんなたくさんあるダイエット方法の中でも、今回は低カロリーの食品であるところてんをたべながらダイエットを行う「ところてんダイエット」をご紹介して参ります。
そのところてんは、つるっとした触感で、のど越しもすっきりしており、さらに三杯酢をかけてもおいしく、また黒蜜をかけても和菓子のように食べられます。
今回はこのところてんを使ったダイエットをご紹介して参ります。
そのところてんダイエットとはどんなものか?
そもそもところてんとはどのような食べ物か?ということですが、ところてんの原料は天草(テングサ)という海藻になります。
天草が原料となるものには寒天もありますが、ところてんと寒天との違いは、その製法になりところてんは天草を煮て出て煮汁を冷やすことでできます。
一方、寒天は天草の他にオゴノリなどのを加え、そこから出た煮汁を冷やしてできたところてんを、さらに凍らせて乾燥させたものになります。
それでは、続いてところてんダイエットについての説明ですが、ところてんダイエットとは、食事の前にところてんを食べるだけのダイエット方法となります。
あくまでも食事ととる前にところてんを食べるだけでよく、決して食事を抜いたり、食事の量を減らす 等を行う必要はありません。
ところてんダイエットとは低カロリーのところてんを食前に食べることによって空腹を満たし自然に食べる量を減らすというものになります。
ところてんダイエットの効果とは?
ちなみにところてんのカロリーは100gで1.9kcalといわれており、先ほども述べましたが、そのところてんを食べることによって食べ過ぎを防ぐというのがところてんダイエット方法の肝ですが、このダイエット方法についての効果をさらに詳しく説明します。
ところてんは糖質の吸収を抑制します
ところてんには水溶性食物繊維というものが含まれており、その水溶性食物繊維には糖質の吸収を抑える効果があります。
そのため、先にところてんを食べておくと、その後に糖質を摂取しても太いにくくなります。
ところてんは腸内環境の良化により代謝を向上させる
ところてんに含まれる水溶性食物繊維は、胃と小腸を通過して大腸に達すると、善玉菌に代わります。
そのことによって腸内の善玉菌が増え、腸の動きが活発になり、消化するために必要なエネルギーが増えて代謝がさらに向上します。
ところてんは血流の良化により代謝を向上させる
ところてんに含まれる水溶性食物繊維は、血液中のコレステロールを抑える効果があり、血流をさらさらにし、血流を良くしてくれます。
血流がよくなると、代謝が向上し、その結果消費エネルギーが増えて脂肪が燃えやすい体になります。
ところてんは生活習慣病にも効力がある
先ほど申し上げたようにところてんには、血液中のコレステロールを良くする効果があるため、生活習慣病の予防にも効果があります。
というのも、コレステロールが血液中に増えると血管が硬くなる動脈硬化になる恐れがあり、さらに動脈硬化は脳梗塞や脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病を誘発させますが、ところてんを食べることによってそれらを防ぐことができます。
ところてんダイエットを成功させるためには?
このようにダイエットだけでなく、体の健康にも良いところてんダイエットですが、より効果を上げるために以下のようなポイントがあります。
- ところてんは味がついていないものを
- ところてんは、毎回の食事前に150gを食べる
- ところてんのタレにはカロリーの少ないものを
- ところてんはしっかり噛みながら食べる
特に最後の項目について、ところてんはつるつると簡単に食べることが出来ますが、ダイエット効果を高めるために、あえて飲みこむのではなくしっかりと噛むことにより、その咀嚼によってより高い満腹感を得られます。
ところてんダイエットの注意点とは?
最後にところてんダイエットに関する注意点ですが、ダイエット効果をさらに高めようとする目的により、ところてんだけ食べて他は食べないということにならないように気を付けましょう。
というのも、ところてんには栄養がほとんどないため、ところてんだけでは体のエネルギー不足になってしまい、体に様々な弊害が出てしまう事も考えられます。
そのため、あくまでもところてんの摂取を上手く食事に取り入れて、ぜひダイエットを成功させてください!