プーアル茶を飲むと痩せる?毎日飲むことで体に変化が…

最近、肉付きがよくなりすぎてお腹がポッコリ…。なんだか便秘がちにもなってきたような?ネットでプーアル茶がダイエットにいい!って見たことがあるけど、本当にお茶を飲むだけで効果があるの?

中国茶には痩せる効果があることは、ずっと以前から知られています。特にプーアル茶愛用者の口コミは、飲むだけで痩せた!食事制限せずに体重が落ちた!など魅力的な言葉が並んでいます。

プーアル茶でなぜ痩せることができるのか?副作用などの危険はないのか?これらをしっかり検証してみましょう。

意外!プーアル茶も緑茶も原料は同じだった!どこから違いがでるの?

日本茶をはじめ、紅茶や烏龍茶やプーアル茶などの中国茶もほとんどのお茶の原料は同じです。茶葉を摘んでからの製造過程の違いによって色や風味に違いがでてくるのです。

摘んだ後、熱処理したものが緑茶です。紅茶や中国茶は発酵させる過程が入ります。発酵の方法や時間によって味に違いが出てくるのです。中国茶は発酵度合いによって、緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶に分かれます。プーアル茶は黒茶に分類されます。

黒茶は発酵して紅茶にした後、微生物を付着させて、さらに発酵させたものです。

年代物の黒茶はヴィンテージワインのように高値がつけられることもあります。中国で一番人気なのも黒茶といわれています。

ほとんどが中国産ですが、ごくわずかながら日本でも生産されています。品質が気になる!という人は日本産を購入しているようです。

プーアル茶になぜ痩せる効果があるのか知りたい!

プーアル茶の痩せる効果があるといわれている主な成分の一つに『重合カテキン』があります。

重合カテキンは、緑茶にはあまり含まれていません。お茶を発酵させる過程でカテキンが重合カテキンに変化していくのです。

もともと、カテキン自体も活性酸素を除去する作用があり、アンチエイジングに効果があるといわれています。重合カテキンはさらに脂肪を体外に排出してくれる作用があります。プーアル茶には重合カテキン意外にもダイエット効果高い成分があります。

『没食子酸』といい、ポリフェノールの一種です。

やはりお茶が発酵する過程でできます。やはり抗酸化作用があり、脂肪の吸収を押さえる効果があるといわれています。

さらに、血行をよくする作用のあるタンニン、利尿作用のあるカフェイン、美肌を作るのに欠かせないビタミンB2、A、Eも含まれています。このことから、デトックス効果や冷え性の解消につながるとも言われています。

飲み方にコツはあるの?一日何回飲めば効果がでるのか教えて!

プーアル茶はあくまで嗜好品ですから、とくに決められた量はありません。

しかし、カフェインは大量に摂りすぎると体質によっては胃が荒れたり、睡眠を阻害する原因にもなります。

一日に摂取してよいカフェインは成人で400mgといわれています。妊婦さんだと、これよりずっと少なくなり、100mgとなります。プーアル茶に含まれるカフェインの量は100mlあたり150mg前後です。健康な成人であれば、一日1ml、妊婦さんは500mlくらいが目安になります。

一度に大量に飲むのではなく、回数を分けて少しずつ飲むようにしましょう。一回につき安全とされている量は、体重1kgあたり3mgとされています。体重40kgの人は3mg×40kgなので一回につき120mg、体重70kgの人は3mg×70kgで210mgということになります。

体重によって、量がかなり違ってくるのがわかりますね。とはいえ、あくまでも目安ですし、体質もありますので様子を見ながら調整するようにしましょう。

痩せる効果なし!の口コミも…。思わぬ副作用も?飲むときの注意点

一見いいことづくめのプーアル茶ですが、一方で『効果がない!』という口コミも少なくありません。

そもそも、プーアル茶をダイエットの一環として飲んでいる人は、ほかのダイエット法にも関心が高く、運動や食事療法も無意識でやっている可能性があります。

特に食事制限をしなくてもやせた!という書き込みも多いようですが、人によってライフスタイルはまったく違います。鵜呑みにはしないほうがよさそうです。

また、下痢になったという書き込みも多くみられます。プーアル茶には腸の働きを活発にする効果がありますから、人によっては効きすぎて下痢になってしまうことも考えられます。

また、カフェインは飲みすぎると頭痛の原因になったり、貧血を起こすこともあります。

プーアル茶のほかに栄養ドリンクを飲んでいる人も注意が必要です。大量のカフェインを常に摂取している人はカフェイン中毒になっている可能性もあります。

プーアル茶はあくまで食品であり、薬や栄養補助剤ではありません。お茶そのものにダイエット効果を過剰に期待せず、あくまでダイエットの一助として取り入れるのがいいでしょう。

また、品質にも注意を払いましょう。必ずしも値段が高ければおいしい、効果が高いというわけではありませんが、粗悪品もあるので実績のある会社から購入するようにしましょう。

▲ トップへ戻る
Copyright (C) 2024 脂肪が気になるなら燃やせばいいじゃない【ダイエットワネット】 All Rights Reserved.