痩せると若返る?体型が見た目年齢に大きく影響する理由
夏といえば、お祭りなどのイベントもたくさんあって魅力的な季節です。
そんな夏ですが、薄着になる機会がとても多くなることも避けられません。
「痩せるのは難しいし、できれば体のラインを隠したい」「本当はこういう服が着たいのに・・・」「年相応の恰好ってなんだろう・・・」
そんなことに悩みながら過ごす夏って、勿体なくありませんか?老若男女問わず、自分の着たい服や、自分がしたい恰好をするのが一番ではないでしょうか。
そして、痩せると見た目も若返って見えるのはご存知ですか?
ここでは心と体を使ったダイエット法を紹介します。「心も体も若返る夏」を楽しみましょう!!
太っていると、見た目年齢が上がる
テレビCMや雑誌でよく見かけるのが、「before」「after」の動画や写真です。
beforeの方は、おなかがポッコリ出ていて猫背な人が、なんだか暗そうにしていますね。
一方、afterの方は背筋もビシッとしていて、おなかも引きしまって、明るい顔をしているのが多いかと思います。
演出ですから、多少の演技は仕方ないのでしょうが、とはいえ見た目って全然違って見えませんか?
痩せている方の写真は若返っているように見えませんか?実はこんなデータもあるのです。
その結果、太っているというだけで、見た目の年齢が実年齢より3.02歳高くなっていることがわかりました。
太っている人のイメージが見た目年齢を上げる
一般的なイメージとして、太っている人の生活習慣は、痩せている人と比べてネガティブなイメージがあります。
そのイメージは「不健康そう」という考えに繋がっていくでしょう。
あごや目のたるみも、見た目年齢を上げるひとつの要因となってきます。
また、痩せている人に比べて、着ることができる服が限られてくるのも事実です。それによって、流行ファッションに乗り遅れている感じが出てしまうのも、見た目年齢を上げる要因となり得ます。
このように、太っていると、見た目年齢を上げる要因が多くなっていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
痩せている人は、具体的にそれなりのことをやっている
痩せている要因には「体質」も大きく関わってくるでしょう。
しかし、多くの場合、痩せている人と太っている人にはそれなりの原因があります。
痩せている人の好きな食べ物は低カロリー
そもそも痩せている人は、チーズやクリームなどのカロリーが高い食べ物を好まない傾向があります。
蕎麦やお寿司といった、比較的低カロリーのものをよく食べているのです。
これは、意識的にしている場合もありますが、無意識に、好きな食べ物がたまたま低カロリーの食べ物だったということもあります。
適度な運動とリラックス法を知っている
毎日○○キロのランニングをする!!といったような過酷な運動はしません。あくまでも、自分が心地良い程度の運動を行っています。
運動をすると、脂肪を燃焼し、筋肉も引きしまってきます。また、「運動をしたぞ!!」という爽やかな達成感も気持ちをリフレッシュさせてくれます。
嫌なことがあった時、憑き物のようなネガティブなエネルギーを、運動をすることで取り払うことを自然にやっているのです。
さらに、運動後は汗をかくので入浴をする人も多いと思いますが、湯船に浸かることによって筋肉は緊張状態から解放されて、血行が促されます。
それによって、老廃物も対外へ排出される機会も多いですし、基礎代謝も上がって、エネルギーの消費量を増加させてくれます。
ストレスを居酒屋などで発散するのもひとつの方法ですが、脂っぽい食事や深酒などで確実にカロリーは蓄積されていくのです。また、老廃物も溜まっていきます。
老廃物の蓄積は老ける原因のひとつになってきます。
少しずつ習慣を変えていく
痩せたい!見た目を若返らせたい!という人に忘れてほしくないことは「今までの習慣では今のままである」ということです。
今の生活習慣で、今の体型があります。変えない限り、これからもそうあり続けます。
とはいえ、いきなりガラッと変えられる人は少ないはずです。相当強い意識を持った人でなければ、長続きはしないでしょう。
急に生活を変えるのは、ストレスを生みます。体を壊してしまえば、元も子もありません。
まずは、ひとつだけでいいので、習慣を変えてみることから始めましょう。
食事はバランスを考えて、偏らないようにする
ハンバーガーやラーメンがいくら好きといっても、毎日食べてしまうなど、食べ過ぎは良くありません。
低カロリーで高タンパクな魚や鶏肉などを一食でも取り入れてみましょう。
タンパク質は筋肉にアプローチしてくれますから、野菜だけや果物だけといった極端なダイエットは避けましょう。
ところが、ふと実家に帰ったら牛肉が出てきたそうです。全然体重が落ちないし、高そうな牛肉だったので食べることにしました。
翌日、あれだけ落ちなかった体重が簡単に落ちたそうです。
このような実例もあるように、肉などのタンパク質はダイエットに取り入れることをお薦めします。
しかし、制限によってストレスを感じてしまうようであれば「休息」も必要です。
いつまでも休息してしまえば元通りですが、適度な休息は心にエネルギーを充填してくれます。
週に1回でもいいので、有酸素運動を取り入れる
毎日やるのは、ストレスになりかねません。特に、今まで運動をやろうともしなかった人には苦痛で仕方ありません。
しかし、ダラダラ何もせずに過ごせば、今までと同じです。
せめて週に1度でもいいので散歩をしてみましょう。1回につき20分が効果的といわれています。
散歩によって、仕事でこわばった背中の筋肉もほぐれて肩こりも軽減されますし、ふくらはぎが伸びることによって、腰痛も軽減されます。
痩せた先にどうなりたいかをイメージする
体からのアプローチも、もちろん大切ですが、気持ちを充実させるのもダイエットには大切です。
単純に「痩せたい」と思うよりも、その先に何がしたいのかをはっきりさせた方がモチベーションも維持しやすいでしょう。
具体的な数字と、非現実的なイマジネーションが大切
具体的な目標体重は、現実的な数字が大切になってきます。
急に「短期間で10キロ痩せる!!」と目標を立てても、体を壊す可能性もありますし、全く現実的な数字ではありません。
ですから、理想の体重や理想のウエスト周りなどは、現実的な目標を立ててください。
しかし、それを達成したらどうしたいか?については現実的である必要はありません。次に例としてあげてみますので、参考にしてみてください。
- 世界の美女(イケメン)100人とデートする
- 好きな芸能人と付き合う
- 嫌味な同僚を見返す
- ファッションモデルの仕事をする
- 前から着たかったあの服を買う
重要なのは、あなたの気持を心地良くさせてくれるイメージです。
好きな女の子(男の子)の前では、実力以上の力を発揮してしまう人もいたのではないでしょうか。心地良さは強いパワーを発揮します。
気持ちが充実すると若返る
人は年齢を重ねてくると、そうしても現実的なことばかり考えてしまいがちです。
しかし、それで気持ちは若返ることは少ないでしょう。若さに満ち溢れるためには、非現実的なことも大切なのです。
スタイルがよかった頃の音楽を聞いてみたり、若いときに見ていた映像を見たりするのも刺激になるでしょう。今ではyou tubeなどで簡単に見ることができる時代です。
ダイエットにも見た目年齢を下げることにも、具体的なイメージと、現実的ではないけれど心地良いイメージの双方が上手く機能し合うことが大切になってきます。