美肌作りとダイエットに!自宅で手軽にできる塩ミルクマッサージ
塩ミルクと聞くとみなさん何を思い浮かべますか?
スイーツや飲み物を思い浮かべた人もいると思いますが、実はこれ、美肌とダイエットに使えるマッサージクリームの材料。
やり方も簡単で、週に1~2回お風呂で気になる部分をマッサージするだけ!だからダイエットがなかなか続かないという人にもおすすめなんです。
美肌とダイエット、どちらも叶えたいという人はぜひ試してみて下さい!
塩ミルクマッサージの効果とは??
塩ミルクマッサージは、発汗と血流の促進によりマッサージした部分の脂肪燃焼と、ミルクの保湿成分により美肌に導く効果があります。
塩ミルクダイエットに必要なものは、天然塩とスキムミルク、少量の水だけ。水は水道水でも構いませんし、他の材料はスーパーで手ごろな価格で手に入ります。
その他の効果についてお話すると、塩には豊富なミネラル成分が含まれていますので美肌作りに効果的です。
さらに塩の粒子は古い角質や老廃物を流す作用があるので肌がすべすべになりむくみも解消できるといわれています。
スキムミルクはと言うと高たんぱく質が特長です。このたんぱく質が保湿効果を発揮するのでお風呂上りでもしっとりとした肌が続きます。
嬉しいのが、どちらも食品なので安心して使えますし、材料もシンプルですぐに手に入るということです。
ただし肌質によっては合わない人もいらっしゃるので、敏感な人は注意してマッサージを行ってくださいね。
塩ミルクマッサージってどんな美容法??
そもそも塩ミルクマッサージは、数年前に話題になった美容法で、それに関する本も出版されています。
基本的なやり方は簡単で天然塩・スキムミルクに水を混ぜたクリームを作り、気になる部分をマッサージするだけ、というシンプルなもの。
顔や髪にも使えます。
女性が身体で気になる部分と言えば、二の腕、おなか、おしり、太ももなどが挙げられます。
2018年に20代~40代の女性1,160名を対象に行われたインターネットのアンケート調査によると、女性が身体で最も気になる部位は「おなか」で48%でした。
次いで、「太もも:27%」「おしり:9%」「二の腕:7%」という結果になっています。おなかは約半数の人が気にしているんですね。
バスタイムに!マッサージのやり方
それではマッサージ法をご紹介します。
マッサージは顔から脚まで全身行うことができますが、全身行う場合は、リンパの流れに沿ってマッサージは身体の下から上に向かって、足裏→ふくらはぎ→太もも→おしり→おなか→二の腕……という順番で行いましょう。
もちろん気になる部分だけでも構いません。
最終的に一番近いリンパ節に老廃物を流し込むのがポイントになります。
材料
まずは材料からです。
- 天然塩(粗い場合はすり鉢などで細かくする)……1カップ
- スキムミルク……1カップ
材料は基本的に1:1の割合で作って下さい。刺激が気になる方は、ミルクを多めにしても構いません。
注意点は、塩は天然のものでなるべくキメの細かいものを使うということです。
キメの粗い塩でもマッサージできないことはありませんが、肌を痛めてしまうのでおすすめはできません。面倒でも、キメの細かい塩を買うか、すり鉢で細かくして使いましょう。
部分的に使う場合は、必要な分だけ別な容器に入れて使い、残ったものは密封できる瓶などの容器に入れて、一週間以内に使い切るようにしましょう。
マッサージ法
まずマッサージまでの順番ですが、身体をボディソープなどで洗って、清潔な状態にしてください。身体は拭かずに濡れたままの状態にしましょう。
マッサージクリームは汚れを取るものではないので、洗浄のあとに使うのが基本で、濡れた身体に使うことでクリームの滑りが良くなります。
クリームの量は塩ミルク大さじ1に対し、水を小さじ1~2加えたものを各部位ごとに調整して作ります。
それでは、各部位ごとのマッサージ法です。
【太もも】
どちらか片方の太ももから行ってください。
①こぶしを作り、指の第二関節をひざの外側に当て、そけい部のリンパ節に向かって押し上げる。
(そけい部は太ももと下腹部の境目の部分で動脈・静脈・リンパ管・神経などが密集しています。)
②両手の手のひらをひざの内側に当て、両手を交互に動かしながら、そけい部のリンパ節に向かって押し上げる。
③①同様こぶしの第二関節をひざの裏側に当て、弧を描くように太ももの裏側を強めに押し上げた後、こぶしを太ももの外側を通らせてそけい部のリンパ節へ。
④指全体を使ってそけい部のリンパ節をもみほぐし、手のひら全体で5秒ほど圧迫する。
⑤①~④を片方の脚につき3~5回繰り返す。
【おしり】
①おしりの中心に両手の手のひらを置き、中心から外側、外側からそけい部のリンパ節に向かって肉を押し流す。上から3カ所に分けて、順番に3~5回繰り返す。
②手のひら全体で内側から外側に向かって、円を描くようにおしりを持ち上げる。
③①~②を3~5回繰り返す。
【おなか】
食事直後のマッサージは避けてください。
①両手の手のひら全体を重ねておなかに当てる。手のひらをおなかに密着させながら時計回りにゆっくりと円を描き、おなか全体をさする。
②①を3~5回繰り返す。
【二の腕】
①左腕の手のひらを下に向け、右の手のひらで左手首を持つ。ゆっくり押し上げたらひじの内側にあるリンパ節を5秒ほど圧迫する。
②そのままわきの下まで押し上げ、わきの下のリンパ節を5秒ほど圧迫する。
③3カ所くらいに分け、二の腕のお肉を順番につかむようにしてわきの下へ持っていく。
④①~③を片方の腕につき5回繰り返す。
塩ミルクマッサージの注意点
ここまで塩ミルクの作り方やマッサージの方法を紹介してきましたが、マッサージを始める前に、いくつか注意点があります。
- 塩の量は肌に合わせて調節する
- 強い力でこすらない
- 目の周辺や粘膜、皮膚に傷がある箇所は避ける
- 肌に赤みや発疹が現れたらすぐに中止する
肌の弱い人や敏感な人は、刺激になることがあるので、塩の量は調節しましょう。また、牛乳アレルギーの人は使用を控えてください。
マッサージのペースは週1~2回程度にし、マッサージが終わったら、必ずお湯でよく洗い流してくださいね。
塩ミルクマッサージは美肌効果も実感できる手軽なダイエット法です。バスタイムにリラックスしながらやってみてください。