ダイエット中の胃痛はどうして?胃が痛くなる原因と対策

ダイエットをしていると、時に体に変調が出ることがあるものです。その中には胃痛が出る方もいます。胃痛は辛いものですが、それはどうして起こるものなのでしょうか。そして、どの様な対処法があるのでしょうか。

今回は、ダイエットでの胃痛について探ってみたいと思います。ダイエットをされている方などはぜひご参考になさってください。

なぜ起こる?ダイエットからの胃痛の理由について

まずは、ダイエットをしている時になぜ胃痛が起こることがあるのかという点について迫っていきます。

これが原因の1つ!胃酸過多が理由の可能性アリ

ダイエットをしていれば、食事制限をしている方は多いと思われます。

ただ、食事制限をしてしまうと、胃が調子を悪くしてしまい、それが元になり胃痛を起こしてしまいます。

その点に影響しているのは胃から分泌される胃酸です。普通であれば、胃酸が活発に分泌されるのは食べ物が胃に到達した時であり、その際に食べ物が消化されます。胃の中において3種類の神経伝達物質が作用し胃酸が分泌されて、正常な消化活動がなされるのです。

アセチルコリンという物質は、食べ物の味や匂いなどの要素により働きます。また、ガストリンという物質が、胃に食べ物が入ると働きが活発になるのです。そして、両者によりヒスタミンという物質が働くようになります。

無理な食事制限は胃酸に分泌バランスを崩れさせる!

上記の様なこうした神経伝達物質3種類が、胃酸が分泌されるのを促しています。さらに、胃酸というのは食べ物を溶かして消化させるものであり、強い酸性になっているのをご存知でしょうか。

無理な食事制限をしたりして自律神経が乱れてしまうと、胃酸が分泌されるバランスも乱れてしまい、空腹時にも胃酸が分泌されるケースがあるのです。

そのうえ、ずっと空腹でいることによりなかなか胃酸が中和されにくくなってしまい、胃粘膜が傷ついてしまう可能性があります。

こうした状態が、胃酸過多です。

どうすれば良い?ダイエットで胃痛にならないためには

ダイエットをしているからといって、胃が痛くはなりたくなりものです。では、どの様な対処法があるのでしょうか。

食事時間は決めて!長く空腹でいないようにしよう

空腹になれば胃酸過多で胃痛を引き起こすため、長く空腹のままでいないというのが重要になります。

日常でお仕事が忙しくて食事をする時間がないという方もいるかもしれません。ところが空腹状態が長く続くと、それだけ過剰に胃酸が分泌されて余計に胃が痛んでしまうことが考えられます。

食事の時間を普段から決めるようにして、なるべく空腹時間を長引かせないことがポイントです。

どのくらい食べる?食べ過ぎないのもカギになる

お腹が空いたからといって、何とか食べなければと思うこともあるかもしれません。空腹で胃が痛いのを理由にたらふく食べてしまうのはNGになります。胃に何も入っていなくても痛みますが、満腹であってもより胃酸が多く分泌されるために症状が悪化してしまうのです。

適しているのは腹7分目であり、胃酸過多の方は8分目でも多いほどでしょう。

もっと食べたいと思う程度に抑えておくのが大事となります。それなら、いくらかおやつを食べるなどして胃を保護するのも一案です。

急いで食べることはないという点も覚えておこう!

胃酸過多で空腹の時に胃痛になっている場合には、1回の食事での時間がとても速い方が多くなっています。皆がそうだというわけではないものの、そういった方が多く見受けられるのです。

現代社会の中にいる以上、多忙でゆっくりと食べていられないのかもしれません。

とは言え、とても食べる速度が速ければ胃に負担となってしまい症状が悪化してしまうでしょう。

なので、ゆっくりとよく噛むことを意識するのも賢明になります。

これでもできる!対策法は他にもあるからチェック

上記でも対策法をご紹介していますが、まだまだ対策できる方法はあります。では一体、どういった方法なのでしょうか。

ストレスも胃痛の敵!しっかり寝ることなどを心がけよう

空腹の時に胃が痛くなるのは、ストレスも関わっているのを知っているでしょうか。要するに胃痛を改善するためにはストレスを溜めないというのもポイントなのです。例えば質の高い睡眠を摂ることや、お酒やたばこを控えること、運動を適度にするといった点も重要になります。

ストレスが全くなく過ごすというのは難しいかもしれません。しかし、ストレスをいくらか軽くすることはできるでしょう。胃のためにもストレスの軽減に努めるのがカギです。

食べ方も大事だけど食べる物の内容にも気を付けよう!

胃痛が辛いならば、食べる物にも注意が必要になります。

胃痛の方が食べると良いのはビタミンAとビタミンCです。

これらの栄養素は、しっかり摂ると痛んでしまった胃を修復するのに役立つからとなっています。例えば食材で言うとほうれん草やにんじん、かぼちゃ、ブロッコリーそしてほうれん草、にんじんなどが該当するでしょう。

こうした食材は、ビタミンAおよびビタミンCがたっぷりと含まれていますし、それに加えて食物繊維の量も豊富なため、胃を回復させるのにも役立ってくれます。柔らかくしてから食すのが大事なので、なるべくなら茹でたり煮たりするというのが望ましいです。

ただ、香りの強いピーマンといったものや、固さのある大根やごぼうは胃に負担がかかってしまいますので、控えるのがベストになります。

胃に優しく!ホットミルクで胃の粘膜を守ろう

お腹が空いている時に胃痛を感じるなら、ホットミルクを飲むという手段があります。牛乳が胃の粘膜を保護してくれるだけでなく、胃の中が段々と酸性になっていくのを防止できるのです。

それに、胃に優しいというメリットもあります。空腹時に胃が痛くなるのであれば、前述の通りに空腹の時間を作らないというのが賢明なのです。それでも、固形物を食べれば胃の負担にならないとも限りませんので、ホットミルクがうってつけになります。

おすすめは食間にに飲むという方法ですので、ぜひお試しください。

ダイエットをするならしっかりと胃痛の対策もしよう!

食事制限をすると、胃酸が多量に分泌され胃酸過多になることで胃痛が引き起こされることがあります。胃痛の対策なら、食事の時間をなるべく決めるようにして長時間空腹でいないことがポイントです。

また、食事の際には食べ過ぎないのも大事であり、食べるならビタミンAやビタミンC、食物繊維などが含まれる食材が適しています。その他にも、ゆっくりと噛んで食べることやストレスを溜めないことなどもカギです。

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