頑張りすぎないダイエットの成功者に共通する「あること」って!?
ダイエットにはおおまかに2種類のアプローチがあると考えます。
ひとつは、「摂取カロリーを抑制すること」で痩せるという方法。食事制限やダイエット食品・サプリメントなどを利用したダイエットがこれに相当します。
もうひとつは、「消費カロリーを多くする」ことで痩せる方法。運動や呼吸法などで体重を減らすことです。
エステティックサロンの施術や、脂肪吸引、胃袋を縛って食欲を抑えるなど、ある種の医療行為によるダイエットもありますが、どちらもたいていの場合、高額な料金がかかりますし、とくに後者などは危険も伴うとあってオススメしません。
無理なく痩せられる人に共通するのは「ストレスフリー」だということ
「摂取カロリーの抑制」「消費カロリーを多くする」この2つのアプローチ、いずれか、あるいは組み合わせによるダイエットの成功者、また、確かに体重は減らしたいと思ってはいたけれど、とくに積極的なダイエットアプローチはしてこなかった、にも関わらず痩せたという人。
この3タイプのダイエット成功者には実は共通点があるんです。
頑張りすぎないダイエット、成功の秘訣は「ストレスフリー」
頑張りすぎず、無理をしないで痩せるコツ、それはズバリ!ストレスがないこと。
ダイエットにはストレスフリーが欠かせない。それに尽きるんです!
ストレスなんてものは、あるより、ない方が断然ラクに生きられるということは明白な事実。
しかし、「現代人なら誰しも、決して微少ではないストレスを抱えていて当然」「大体この世にストレスのない人間なんかいるのかな?少なくとも自分はストレスを感じないような脳天気な人間に心当たりはないし、そんな人間と親しくしようとも思わない」なんてことを考えている人って、残念なことに結構多いみたいなんです。
頑張りすぎず、無理しなければ「ストレス」を貯めることはない!
摂取カロリーを減らした食事をするか、あるいはカロリーを多く消費するための運動をするか。一般的なダイエット法であるこの2つのアプローチか、あるいはその両方を実行している人が痩せるというのはまず、理解できますよね。
しかし、どちらのアプローチも積極的にとっていない、ダイエット的な努力をしていない、そんな人まで痩せてしまうというのは不思議ですよね。一体なぜなのでしょう?
答えは簡単。
ダイエットアプローチをせずにダイエットに成功した人というのは、頑張ったり、無理することがないのでストレスに振り回されていない。
つまり「ストレスフリー」の状態だから痩せやすいのです。
ダイエットのための食事制限も運動も度を超せばただの“ストレス”
「ダイエットを必死で頑張れば、努力すれば絶対に痩せられるはず」。そんなふうに考えている人は少なくないと思います。
しかし、食事制限も、無理に無理を重ねて頑張れば、「好きなものを思い切り食べられない」というストレスが溜まっていきます。抑制を重ねて痩せたとしても、ストレスのせいでリバウンドすることが目に見えています。
ダイエットをするために非常に苦しく、疲労のたまるような運動をすることも同様です。その手の無茶な運動は、やりはじめこそ必死で頑張ったとしても、痛みや疲れなどが蓄積していき、おそらく長続きはしないでしょう。
そうしたストレスからもっとも遠い人、「痩せたい」とは思っていても、ストレスのたまるような食事制限も、疲れる運動もとくにしてこなかった人。頑張りすぎる人より、そういう気楽な人の方が案外スムーズに痩せていたりするものなのです。
自身の隠れたストレスを自覚してダイエットを成功に導く!
「私はなんにも無理はしてない。カラダを動かすのは苦手だから、いつもゴロゴロ。好きなものを好きなだけ食べて、ストレスなんか全然ないはずなのに、超デブデブ。ストレスなければ痩せるなんて話、ウソでしょう?」こんな意見をいただきました。
そういうタイプの人、身近にもいるのでは?自分自身がそういうタイプだとして、お友だちもやっぱり似たようなタイプばかりではないでしょうか?
運動嫌い、過食性の肥満は、実はそれ自体がストレス衝動からきている!
前項では、食事制限をしなくても、無理な運動をしなくても、ストレスフリーであるがため、たいした努力もせず簡単にダイエットに成功してしまったラッキーな人の話をしました。
同じように、カラダを動かすことが嫌いでいつもゴロゴロしている、好きなだけ好きなものを食べているから、ストレスなんか全然ないはず。でも全然痩せてない。むしろ肥満気味だという人。
前者と後者は一体なにが違うと思いますか?
隠れたストレスと正面から向き合うことでストレスフリーに一歩近づく
頑張りすぎず、無理せずに痩せるためには、まず自身の隠されたストレスと向き合うこと。
「ストレスなんか全然ないわ〜」という人はまず、その隠れたストレスを自覚するところからはじめましょう。
今まで見えなかったストレスが見えてきて、おぼろながらにも、そのストレスの元凶に思い当たる節があったら、一掃することまではできなくても、「ストレスになることから少し距離を置こう」というような前向きな対処ができると思います。
私の知り合いで、頼まれたら断れない、という性格の人がいました。「誰もやらないなら私が」と手を挙げ、手際もよいのであらゆる面倒事を引き受けては、細やかにこなしているように見えたのですが、実はそれらがすべてストレスでした。
あるとき、本当にささいな心ない人の言葉に傷つき、引き受けていた面倒事をすべて手放した途端、今までどんなに頑張っても痩せられなかったのが見る見る間にスリムになっていったと言います。
このような気づきがあって、はじめて「無理のないダイエット」への道筋がつけられる、と言えるでしょう。
ストレスフリーの状態をキープすれば理想の体型が手に入る!
もし、本当にストレスの元凶が根こそぎ消えてしまったら?どうなると思いますか。ストレスフリーの状態がこの先ずっとつづいていくのだとしたら?
もし、本当になんのストレスもないとしたら、理想的な姿・体型の自分になれること請け合いです。
「え?まさか。そんなことウソに決まってる」なんて疑う人が大多数でしょうね。
しかし、ストレスがなければ、自然と自己肯定感が生まれてきます。自己肯定感は溢れる自信へと繋がりますから、表情は明るく、姿勢もよくなり、立ち居振る舞いも魅力的になります。それがあなたのカラダを美ボディへ導くことは言うまでもないのです。
ストレス発散のための趣味、実はダイエットにも効果をもたらす!
前項では、ストレスから解放されることで、理想の体型が手に入る、とお伝えしました。
ぶっちゃけてしまえば自己肯定感というのは、「自身を受け入れる」ことですから、自分がどんな体型であっても許してしまう、…ことにも繋がるということになるのかもしれません(笑)。たとえ痩せていなくても。
ただ、万人が「痩せている人を美しいと感じる」というわけではありませんから、魅力的なカラダというのは「ただ単に痩せている」ということ、一辺倒ではないことをご了承下さい。
ストレスフリーこそ、自己肯定感の源でありダイエット成功の鍵
痩せぎすより、ふくよかな女性の方が魅力的、と感じる男性は少なくないようです。
たとえ、ふくよかを通り越して肥満傾向にあったとしても、自信に満ちた人はやっぱり魅力的でしょうし、痩せていてどんなに造作の美しい人でも自分に自信がなく不幸そうな様子だったら、今後親しく付き合いたいという興味が湧かないかも知れません。
どんな体型でも、ストレスフリーで自己肯定感のある人の方が、断然魅力的なのです。
とは言え、ストレスフリーこそがダイエットを成功させる鍵ともなりますから、やっぱり「痩せたい」気持ちは捨てずにもっておきましょう。
ストレスの元凶を見つけてもストレス軽減の対処ができない場合
ストレスの元凶を見つけたら、元凶からなるべく離れたところに身を置くようにすることが、ストレス軽減のコツであろうことはみなさんも、なんとなくは理解できていると思います。
そこまで深く考えなくても、イヤな感じがすることや、イヤな印象を与える人、やたらと自分をディスってきたりマウンティングしてきたりする人、苦しいこと、辛いこと、傷つくこと、…そういった場所に身を投じたくない、相性の悪い人とはできれば関わりを持ちたくない。
そう感じるのが人間の本能だと思います。しかしながら、様々な事情で距離を置くことができない。だからこそのストレスなのですが、ストレスの元凶となかなか離れられない、手が切れない場合、一体どうしたらよいのでしょうか。
ストレスに打ち勝つために、ストレスに対抗する切り札を知る
ストレスに打ち勝つための切り札をいくつか用意しておきましょう。
ストレスに対抗するために一番よいものは「好きなこと」や「自分を受け入れる場所」なのです。たとえば、このようなものはどうでしょう。
- 好きな香り
- スポーツなど
- 文化・芸術的な趣味
アロマ、スポーツ、合唱、読書、創作にはストレス発散以外の効果あり
ストレスを感じるな、と思ったとき、好きな香りのアロマミストをシュッと一吹き。気分がリフレッシュしますし、ある種の香りには食欲を抑えたり、ダイエット効果が期待できるのでオススメです。
スポーツで発散する方法。汗をかくと、汗と一緒にイヤな気分が吹っ飛ぶことも。心地よい疲労は安眠効果をもたらしてくれますから、スポーツのダイエット効果と、質の良い睡眠でダイエット効果倍増です。
文化芸術的な趣味でも、立った姿勢で歌う合唱はとくに全身運動、脳トレにもなるので、若々しい魅力が生まれてきますよ。
読書が趣味という人。読書の中の登場人物に恋をすることで恋愛ホルモンがさかんに分泌され、女らしいメリハリボディが手に入ることは科学で実証済。試してみる価値はありますよ。ドラマ鑑賞や音楽鑑賞による“疑似恋愛”でも同様の効果が得られそうです。
絵を描くのが趣味、という人。色彩もまた、ダイエットに影響を及ぼします。食欲が抑えられる色(ブルー系と言われています)、色同士の組み合わせ(鮮やかすぎる色同士の組み合わせなど)もありますし、絵を描くことに集中していてお腹がすかなかった、というような体験もあるようです。
食欲以外の興味を持つことでダイエット以上の効果が得られる!
いずれにせよ、なにかに夢中になることは「食欲以外」の興味をもたらしてくれますから、ダイエットを成功させるためにはうってつけなんです。
また気分も高揚するのでメンタル面が整ったり、肌つやもよくなること請け合い。
スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋。頑張らないでキレイに痩せちゃいましょう。