ダイエットしたら顔に変化はある?顔痩せする最適な方法とは
5kgくらいは痩せたはずなのに、顔がぜんぜん変わらない!『ダイエットしたら?』なんてこの間も言われてしまった…。
顔が思うように痩せずに悩む人は多いようです。顔はダイエット効果が出るまでに時間がかかります。また、顔が痩せない理由も人それぞれなので、原因をしっかり突き止めないと、いつまでたっても変化が出ません。
効果的に顔やせするにはどうしたらいいのか?一番自分にあう方法をみつけるにはどうしたらいいのか考えてみましょう。
ウエストは痩せたのに…。ダイエットしても顔に変化が現れないのはナゼ?
頑張ってダイエットして体はスラッと細くなったのに、肝心の顔は、まん丸なまま…。スタイルがずいぶん良くなったのに、誰も気付いてくれない!体は細くなっても、顔はなかなか変化しないことが多いようです。
かなり以前の話ですが、スタイルは悪くないのに、顔が丸いためにダイエット番組のオファーが絶えない、と某女性タレントも告白していました。
実は顔はダイエット効果が表れにくい部位の代表格なのです。
その理由としてははリンパがたくさん集まっていて、さらに細い血管が多いことが挙げられます。リンパは体の老廃物や余分な水分を回収する働きをもっています。顔のリンパや血液の流れが滞ると、むくんで顔がパンパンになってしまいます。
リンパが多い顔は、老廃物をためやすくむくみやすいのです。
さらに、顔の筋肉がおとろえていると顔についている肉を支えきれず、たるんでしまいます。アメリカ人は体は太っていても、顔は意外と引き締まっている人が多いのですが、あれは英語を話すとき口の筋肉をしっかり使えているからです。
日本語の発音はそれほど筋肉を使わずに話せてしまうので、放っておくと、どんどん弱ってしまいます。
筋肉を鍛えるエクササイズなどで鍛えれば、顔がひきしまってきます。また、もともと体重が多かった人は多少体重は減っても、顔に変化が出るほど体重が減っていない可能性もあります。
顔が大きく見える原因はいろいろ!個人に合った対策が必要!
顔を小さくする方法はいろいろありますが、顔が大きく見える原因を突き止めなければ、いくらやっても無駄な努力になってしまいます。
むくみが原因の人が食事をへらしても、余計に代謝が悪くなって、症状が悪化してしまう可能性があります。
ダイエットのつもりで、カロリーの少ないものばかり食べていると体の代謝に必要な栄養が足りず、むくみがさらにひどくなってしまいます。バランスのいい食事をとれているか、一度チェックしてみましょう。
むくみをとるのに効果的な栄養はカリウムです。
リンパの流れをよくするマッサージも効果がありますが、玉石混交で、どれが効果が高いのか、やってみないとわかりません。マッサージもダイエット同様、続けなければ効果が出ません。自分でこれなら続けられそう!というものを粘り強く探しましょう。
太っていて、顔にも脂肪がたくさんついていた人は痩せれば徐々に顔の脂肪もとれていくはずですが、筋肉がおとろえていると、たるんでくる可能性があります。もともと肥満ぎみの人は筋肉量がたりない傾向があります。顔やせには適度な運動で筋肉をつけることも必要なのです。
まったく効果なし!絶対にやってはいけない小顔矯正とは
最近は『小顔矯正』を大々的に宣伝しているエステが多く見られます。口コミで高い評価をえているところもあるようです。
小顔矯正の内容は、だいたいこんな感じです。
しかし、これは大きな間違いです。生まれたばかりの赤ちゃんの顔や頭の骨には、確かに隙間があります。しかし、成長とともに徐々に埋まっていき、1歳をすぎる頃には完全に閉じてしまいます。完全に詐欺です。絶対に関わらないようにしましょう。
実際、2016年には頭蓋骨矯正で小顔になれると宣伝していたエステなど9社が景品表示法に違反しているとして、再発防止を求める措置命令を受けています。
エステがすべて悪いわけではありませんが、医学的根拠のない施術をしているところもあります。エステに関するトラブルは後をたちません。ダイエットは食事と運動の正しい知識を身につけながら、生活に支障のない範囲で地道に続けられるものを探しましょう。