首が太くなる原因と首を細くする方法。根気よく継続が大事

歳とともに首まわりがだんだん太くなってきたような？あごもたるんできて、さらに太く短く見えるように…。なんだかおばさんぽくて、鏡を見るのが憂鬱。

首の太さは人それぞれではありますが、生まれつき異常に太いという人はほとんどいません。多くは、生活習慣からくるものです。悪い生活習慣を見直してそれに応じたストレッチやマッサージを取り入れれば、首はまた細くなっていきます。

ここでは、首を細くする生活習慣と効果的な首やせの方法を紹介します。

まずは原因を見極めよう！首が太くなる原因は人それぞれ

首が太くなる原因は以下のようなものがあります

肥満で首に脂肪がついている
姿勢が悪い
むくんでいる
肩こり

首をまっすぐにした状態で後ろをつまんでみて、肉がつまめたら、首に脂肪がついている状態です。

太るとあごにも肉がついて顔が首にのめりこんでしまうため、余計に太く短く見えてしまいます。

成人した人間の頭は平均で5kg～8kgあるといわれています。体の大きさのわりにはかなり重いものが一番上に乗っているのです。

日ごろから意識して頭をもちあげるようにしていなければ、知らない間に頭が前のめりになり、首に負担がかかって余計な筋肉がついて太くなっていしまいます。

肩こりとむくみはセットになっています。

同じ姿勢を長時間つづけると、首の筋肉が固まって肩がこります。

肩こりが常習化すると血液やリンパの流れがわるくなり、老廃物がきちんと排出されません。

これがむくみの原因となるのです。

あなたは大丈夫？何気なくやっているこんな生活習慣が首を太くする

首が太くなる原因は、日常生活のいたるところに潜んでいます。

スマホを見ている時間が長い

スマホは一度見始めると、つい時間を忘れて見入ってしまうことがあります。ずっと同じ姿勢で前のめりになって何時間も見ていると、先述したように血液やリンパの流れがわるくなり、肩こりの原因となります。

スマホのチェックが習慣になっている人は、意識してスマホから目を離して姿勢を変える必要があります。

デスクワーク中心であまり歩かない

デスクワークで何時間も同じ姿勢でPCを見続けていると、やはり肩こりになり、首がむくむ原因になります。毎日何時間も残業している人は、運動不足になっている可能性もあります。夜遅くに帰ってきて、カロリーの高いものや甘いお菓子を食べていたら、肥満の原因にもなるので食べるものにも気をつけましょう。

定期的に運動をしていない

通勤、通学意外で歩くことはほとんどない、駅や会社内での移動は常にエスカレーターやエレベータを使う、電車はなるべく座れそうな車両を探す…。毎日がこの状態の人は、明らかに運動不足です。運動不足で筋肉が衰えると、代謝がわるくなり、やはりむくみの原因となります。

お風呂は軽くシャワーですませることが多い

冷えも代謝を悪くし、むくみの原因になります。忙しいからとシャワーを浴びるだけだと、体が充分に温められず血行が悪くなってしまいます。週に数回でもいいので、ゆっくり湯船にひたって体をしっかり温めましょう。

原因に応じて適切な対処を！毎日少しづつでもいいから続けよう

首にを太くする原因がわかったら、それにあった対処方を実践しましょう。

原因がいくつか複合していることもあります。

ストレッチ

首のストレッチはいろいろなやり方があります。インターネットで検索して、長く続けられそうなものを探しましょう。仕事の間に首を回すだけでも違います。首を回すとき、肩が一緒に動いてしまうと、首と肩を繋ぐ筋肉がきちんと伸びません。肩を動かさないよう意識して、ゆっくりとまわしましょう。こりがほぐれて、血行がよくなります。

マッサージ

耳の下から鎖骨のあたりの筋肉をほぐしてあげると、こりを軽減することができます。こちらもやり方がいろいろありますから、自分が気持ちよく続けられるものを探しましょう。お風呂に入って暖めながらやると、代謝が上がりやすくなります。

よく噛んで食べる

早食いが習慣になっていると、咀嚼の回数が少なく、あごの筋肉が衰えて二重あごの原因になります。二重は首を短く太く見せてしまいます。よく噛んで時間をかけて食べれば、満腹中枢が刺激され、食べすぎを防止するので肥満を防ぐことができます。

姿勢を正す

猫背は頭が前のめりになり、首や背中がつねに不自然な姿勢を続けることになります。これが常態化すると余計な負担をかけ、首や肩の筋肉が固まってこりの原因をつくり、血行が悪くなります。頭をあげて肩と耳の位置がまっすぐになるようにすると自然と背筋がのび、姿勢がよくなります。

デスクワークやスマホの使用で不自然な姿勢を長時間続けないよう気をつけましょう。

自分が何気なくやっている生活習慣の積み重ねが首を太くする原因になっているのです。

これらが複合的に組み合わさっていることもめずらしくありません。自分の生活習慣をいちど見直してみましょう。