体幹トレーニングはダイエットに適してる?代謝効率を考えてみた

今、体幹トレーニングの本がけっこう出ていますよね。スポーツをやる方がインナーマッスルを鍛えて、運動能力を高めようとするタイプと、ダイエットに体幹トレーニングを取り入れたものもあります。
今回、体幹トレーニングを調べてみて、疑問がでてきました。ネット上ではインナーマッスルを鍛えるほうが、代謝が上がるという話もあれば、いやアウターマッスルのほうがあがるんだと意見が別れているようです。
この記事は「アウターマッスルを鍛えるほうが効率的に痩せられるのではないか」という趣旨に賛同して書いたものです。
痩せようと決心し、ダイエットをどんな方法でやろうかと迷っている方参考にしてください。

体幹トレーニングとはどんなものか

まず最初に体幹トレーニングってよく聞くけど、そもそも体幹てなにって思いますよね。体を支える部分ー胴体のことを指します。体のパーツ、パーツを鍛えてもそれが繋がっている胴体部部がしっかりとしていないと、

運動のパフォーマンスが上がらないのです。胴体である、胸、背中、腰、腹筋、お尻などのパーツは全部体幹ということになります。

そのパーツの中でも、

表面の筋肉ではなく、インナーマッスル、コア(芯)を鍛えるのが、体幹トレーニングです。

少し昔のトレーニングは、表面の筋肉(アウターマッスル)だけを鍛えるものでした。なのでうまく力を発揮できませんでした。その鍛えた筋肉をつなげて、より運動能力をあげるために体幹をトレーニングをする。

これが、アスリートの体幹トレーニングです。

ダイエットの体幹トレーニングはどんなものでしょうか。その仕組をみてみましょう。

あるサイトでは、体幹トレーニングをして、筋力をつけ基礎代謝を高めることがダイエットに繋がるという仕組みという風に説明していました。決してまちがいではないと思います。

ただ、筋力をつけ基礎代謝をあげるということであれば、筋トレのほうが効率がいいのではないかと思います。

次はその辺の話をしていきたいと思います。

体幹トレーニングはダイエットには不向き?

体幹トレーニングでダイエットすることはできるか。できるが効率が悪いのではないかという話をさしてもらいました。

筋肉量を増やして基礎代謝をあげるのであれば、インナーマッスルを鍛える体幹トレーニングはむいていないかもしれません。

と言うのは、インナーマッスルは小さいのです。

どうせ鍛えるなら大きな筋肉を鍛える筋トレのほうが効果的ではないでしょうか。

ダイエットをしようとする一般的な人は、そんなにトレーニングを積んでいないでしょうしアウターマッスルを鍛えるだけでも、基礎代謝は十分あがるのではないかと思います。

あと、筋トレをしたら、筋肉がつきすぎて困るのではないかと思われるかもしれませんが、そんなに簡単にムキムキにはなりません。

女性の方ならもともと筋肉がつきにくいですから、つけようとしてもつかないものなのでガンガンやっても大丈夫です。

そんなに基礎代謝をがあがらない体幹トレーニングを薦めるのはなぜでしょう。体幹トレーニングの良い点を探っていきましょう。

体幹トレーニングの良いところ

体幹トレーニングをダイエットの取り入れているのは、体の形を整えるのに力を発揮するからでしょう。

インナーマッスルを鍛えることで、姿勢が良くなります。またドローインといってお腹を引っ込めるトレーニングがあるのですが、それがポッコリお腹を改善するのに、効果的だったりします。

こういうことから体幹トレーニングをダイエットに組み込んだのだと思います。

あと体を動かすのがうまくなります。この効果はアスリートが体幹トレーニングを取り入れていることからもわかりますよね。

軸がブレブレだと、全体にダメージが受けやすくなり、ちょっと歩いただけで疲れやすかったりしてしまいます。それを改善してくれます。

こういうところは、体幹トレーニングのいいところです。ではきれいな体型を作る体幹トレーニングの代表的なものをみていきましょう。

美しい体型を作る体幹トレーニング

  • プランク
  • プランク足上げ
  • シットアップ
  • レッグレイズ
  • ドローイン

プランクは腹筋と背筋を鍛えるトレーニングです。

トレーニングは身体の表を鍛えたら裏も鍛えるのが基本です。

プランクは一つの運動でそれができる運動なのでいいですよ。

やり方は床にうつ伏せになり、肘を着きます。それから足のつま先と肘をついた前腕を支点にしてもちあげます。この時、体は一直線にしなくてはなりません。この体制を10秒間から20秒キープします。

プランク足上げはお腹とお尻を鍛えます。やりかたはプランクの状態から始まります。そして片足を後ろに引上げます。その体制を5秒から10秒間保ちます。これを左右行います。

シットアップは一般的には腹筋運動と呼ばれています。上体起こし運動です。仰向けに寝ます。両膝を90度に曲げます。両手は頭の後ろか耳の横、または胸の前にクロスさせます。

それから上体を起こしていきます。腰まで床から離していきます。この運動は腹直筋、全体に効果があります。

レッグレイズは仰向けに寝ます。両手を体の横に伸ばし、点尾平は床に向けて上半身を安定させます。足と床が90度になるまで、ゆっくりと足を引き上げます。そこで1から2秒間静止します。

その後、ゆっくり かかとが床に付かない程度に足をおろします。これを繰り返します。この運動は下腹に効く運動です。

ドローインは、お腹を引っ込めるだけです。ただその時呼吸は止めないようにしてください。これは常にやっておくといいので習慣にしてしまうくらいやると、お腹の形が変わってきます。

これらのトレーニングは、きれいな姿勢、引き締まったお腹を作るのに役立つと思います。試してみてください。

体幹トレーニングをダイエットにどう取り入れたらいいのか

体幹トレーニングは、単独でやるよりも筋トレ、食事管理とともにやることで相乗効果があり、ダイエット効果が高まります。体幹トレーニング単独でダイエットはあまりお薦めできない気がします。

体幹トレーニングだけで、大幅に痩せようというのは正直むずかしいかもしれません。基本の食事管理、筋力トレーニングをしっかりやって、プラスアルファーの体幹トレーニングというかたちが理想だと思います。

バランスの良い食事、タンパク質多め(プロテインの利用もオススメ)を心がけ、筋力トレーニングをきちんとやって、筋力をしっかりつけ基礎代謝をあげる。

それに、体幹トレーニングを加えることで、お腹の形を整えたり、姿勢を良くする。これが理想の体を手に入れる究極のメソッドではないでしょうか。

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