酢大豆は健康にいい効能がいっぱい!ダイエットにも効果的

最近、酢大豆がダイエットに効果があると注目されています。料理レシピサイトで酢大豆を検索すると、何十種類もの個性豊かな作り方が出てきます。口コミや個人のブログを見ても、

「2週間で3kgやせた!」「3LサイズがMサイズになった!」「便秘が解消された!」など、その効能に驚きの声があがっています。

ここでは、酢大豆にはどんな栄養があるのか?どれくらい食べればやせられるのか?などの酢大豆にの効能について説明します。

酢大豆にはどんな栄養があるの?ダイエット効果があるって本当?

大豆もお酢も体にいいとされている食品です。まずは、どんな栄養・健康効果があるのかを見ていきましょう。

お酢の主な効能は以下になります。

1.便秘の改善

お酢に含まれるグルコン酸は腸内の善玉菌を増やす効果があり、抗菌作用もあるので悪玉菌を減らすこともできます。善玉菌が腸内で増殖することで、腸のぜん動運動が活発になり、便通がよくなります。

2.疲労回復

筋肉には、グリコーゲンという物質があります。運動などでグリコーゲンが大量に消費されると疲労を感じますが、お酢に含まれている酢酸は糖と一緒に摂ると疲労回復に繋がります。

3.血中脂質減少・内臓脂肪の減少

酢酸には血中脂質を減少させる効果があり、高脂血症の予防になると考えられています。お酢を毎日15mlとるだけで、内臓脂肪が減少したという報告もあります。

大豆にも体に嬉しい栄養がたくさんある!

大豆は「畑の肉」といわれるように、タンパク質を豊富に含んでいます。

大豆のタンパク質は脂肪分がほとんどないため、摂取カロリーを抑えることができます。

体内でつくることのできない必須アミノ酸も豊富です。アミノ酸はタンパク質を作る土台となる栄養です。タンパク質は、筋肉や内臓、血管などからだの基礎を作るためには必要不可欠です。

ほかにも、善玉菌を増やすオリゴ糖、高酸化作用のあるサポニン、女性ホルモンの一つであるエストロゲンとよく似た働きをする大豆イソフラボンなど、様々な栄養があります。

エストロゲンは年とともに減少し、自律神経や血圧が乱れがちになります。更年期の女性にホットフラッシュや高血圧が多くなるのはこのためです。

大豆イソフラボンを摂ることで、これらの症状を緩和することができます。

お酢には腸内の善玉菌を増やし、血中脂肪と内臓脂肪を減少させる効果があります。大豆は善玉菌のえさになる食物繊維があり、新陳代謝に必要な筋肉を作るタンパク質が含まれています。

お酢と大豆の二つを同時にとることで、ダイエット効果も期待できるのです。

酢大豆の一日どれくらい食べればいいの?適量を知りたい!

酢大豆が体にいいことはわかりました。しかし、お酢は大量に摂りすぎると胃を荒らしてしまうことがあります。体質によっては、下痢を起こす可能性もあります。

1日に10粒前後がめやすです。

量は自分の体調を見ながら加減してください。食事前に食べると、お腹の中で膨らんで空腹が軽減されるので、食欲をおさえることができます。

食べているうちに、大豆をつけていたお酢が余ってきてしまいますが、ドレッシングや酢の物に利用して使い切りましょう。大豆の成分はお酢にも溶け込んでいますから、無駄なく最後まで使い切りたいですね。

酢大豆は炒ってから酢に漬けるのが王道!生の大豆は健康に悪い?

気になる作り方は、以下の手順が基本になっています。

1.洗った大豆を表面にうっすら焦げ目がつくまで炒る
2.あら熱がとれるまで冷まして容器に移し、お酢を数センチ上にかぶるくらいまでそそぐ
3.数日置いて完成

好みによって、お酢を黒酢や米酢にしたり、梅干の漬け汁で作ったり、ショウガや黒砂糖と一緒に漬け込むなど、バリエーションがあるようです。料理サイトには様々な作り方がのっていますので、好みの物を見つけるといいでしょう。

酢大豆の作り方は一度火を通してから作るのが主流になっています。生の大豆をそのまま漬け込む方法もあるのですが、生の大豆は消化を阻害する物質、プロテアーゼ、インヒビター、レクチンが含まれています。生の大豆を食べると消化不良をおこすのは、この物質が原因です。

熱を加えることで影響を抑えることはできますが、プロテアーゼ、インヒビターの影響は完全に抑えることができないとされています。

やはり食べる量は適量を守りましょう。プロテアーゼとインヒビターを完全に抑える方法は発酵させることです。胃腸が弱い人は無理せず、納豆や酢の物など別の調理法で食べたほうがよさそうです。

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