内臓脂肪を減らす筋トレはある?内臓脂肪型の肥満解消ダイエット!
今では、筋トレを行って内臓脂肪を減らす方法が有名です。また、筋トレは辛ければ効果的と定まっているわけではありません。
なので、今回はどのような筋トレが有名なのか、なぜ、効果的であると信用されているのかを案内していきます。案内の中では、内臓脂肪型肥満、部分痩せといった、ダイエットのキーワードになる問題も案内していますので、良ければこちらも参考にしてください。
内臓脂肪は燃えにくい!筋トレを行う上での注意点も存在する
ですが、筋トレには以下の効果があるので、なるべく積極的に筋トレを取り入れたほうが、効率良く部分痩せ、もしくはダイエットに成功できるようになるでしょう。
- 内臓脂肪が燃えやすくなる
- 基礎代謝が上がる
内臓脂肪とは、内臓の周りに付いている脂肪のことです。
本来であれば、脂肪はエネルギーとして利用されるために存在するので、脂肪が一方的に溜まることはありません。ですが、運動不足、ストレスなどの影響を受けて脂肪が溜まりやすくなると、内臓脂肪も付きやすくなります。
内臓脂肪が多く付着している体では、運動だけでなく、日常の活動そのものが困難になることもあります。例えば、息切れが目立つようになる、血の巡りが悪く目眩に悩まされることが多くなるといった、健康被害が目立つようになるのです。
しかし、しっかりと筋トレをしていると、体のエネルギーが良く使われるようになるのです。そして、あまり使用することのない内臓脂肪も、エネルギーの1つとして使用されることが増えていき、結果的に部分痩せ、もしくはダイエットそのものに成功しやすくなります。
また、筋トレは内臓脂肪だけでなく、体全体の脂肪に対しても良い影響を与えます。筋肉増強が目立つようになってくると、体内に取り込まれたエネルギー(脂肪、糖質など)が燃やされやすい状態となり、これを基礎代謝の向上と言います。
そのため、基礎代謝を筋トレで向上させていると、太りにくい体質になりやすいのです。最近では、基礎代謝も意識した筋トレが増えていますが、健康、美容に良いことを考慮すると、人気の高さにも納得できるようになります。
筋トレに最適な食事!サプリメントでも栄養補給は可能
筋トレでは、ミネラル、たんぱく質、ビタミンの摂取が重要だと言われています。
その理由ですが、下の表を参考にしていただけるとわかるのですが、筋トレ中に使用される、もしくは失いやすくなる栄養を補充するために、必要と言われていることが多いです。
ミネラル | ・汗と一緒にナトリウムを失いやすくなる ・脂肪の燃焼時にミネラルが使用される |
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たんぱく質 | ・疲労をやわらげる際にたんぱく質を失いやすくなる ・筋肉増強でたんぱく質が使用される |
ビタミン | ・ビタミンは失いやすい栄養として有名 ・免疫力の強化でビタミンが使用される |
ミネラルとは、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのことです。運動を行っていない場合でも、新陳代謝を活性化するために必要な栄養とされているため、運動前にミネラルウォーターを飲まれていると、筋トレの効果が高まりやすくなります。
たんぱく質は、筋肉に良いと思われていることが多いです。しかし、今では骨、血管、神経の傷み、疲れを癒やす際に使用される栄養であることもわかっているため、運動後にたんぱく質を摂取しておくことは重要な事なのです。
ビタミンは、体の表面(皮膚、目の膜など)、内臓を保護する際に使用される栄養です。ストレスを緩和するビタミンも多いため、可能であれば、定期的にビタミンを摂取する生活を送ったほうが良いとされています。
また、サプリメントで摂取できる栄養はミネラル、ビタミンです。どちらも、マルチミネラル、マルチビタミンという名称で販売されていますし、ドラッグストアのサプリメントコーナーで見かける、定番のサプリメントとしても有名です。
ただし、たんぱく質を大量に含んでいるサプリメントは少ないです。なので、たんぱく質を多く摂取し、内臓脂肪を燃やしやすい状態を作り出したいのであれば、運動後にプロテインを飲むようにしましょう。
汗を流すと痩せる?ダイエット、筋トレで知っておきたい基礎知識
- 継続が必要
- 全体的に汗をかいたほうが良い
- 水分補給はこまめに行う
継続というのは、ほぼ毎日で筋トレを行ったほうが、実は運動効果が上がりやすいという意味です。激しい筋トレを1週間に1日だけ行っても、筋力増強につながりにくいので注意してください。
というのも、筋肉は筋繊維が痛むたびに、筋繊維そのものが切れていきます。そして、適度に休みを入れてから運動を再開すると、さらに丈夫な筋繊維を得た体へと成長していきます。
これこそが、筋肉の超回復と言われている現象です。筋肉は超回復のたびに丈夫なものへと変化するのですが、休みが長く続くと、段々と筋力低下へとつながってしまい、筋肉の発達が難しくなってしまうのです。
それと、運動を行う際は中途半端に運動しないことも大事です。内臓脂肪を燃やすためにウォーキングを行っている場合、1日に20分~40分を意識してウォーキングを行うようにしましょう。
脂肪というのは、体内の熱がこもっている状態で、発汗が著しい状態からさらに運動を行って、ようやく燃えやすくなるという性質があります。それと、あまり運動をされてこなかった人の場合、発汗量がかなり多くなることもあるので、しっかりと水分補給を行うようにしましょう。
補足となりますが、サウナなどで汗をかいた場合は、体内の水分が汗となって排出されているだけです。なので、運動による筋トレとは別物なので、同じ効果を得ていると錯覚しないように注意しましょう。
筋トレに最適な施設!フィットネスクラブを利用するのは効果的?
運動に慣れていない、運動のプログラムを作るのが面倒という人は、フィットネスクラブを利用するのも1つの手です。
というのも、フィットネスクラブには以下のような長所があるからです。
- プログラムを作ってもらえる
- ストレッチを学べる
- トレーニングマシンが多い
プログラムとは、体力に見合った運動用の計画表です。
フィットネスクラブでプログラムを作ってもらう場合、事前に運動能力テストというものを行います。その後、個人に対してのプログラムを作成するという流れになっているのです。
さらに、フィットネスクラブであればストレッチを、DVDの視聴、もしくはスタッフからアドバイスしてもらう形で習えるようになっています。ストレッチには以下の効果があるので、内臓脂肪を燃やしやすくなる運動を学びたい人にオススメです。
- 使用していない筋肉を使用できる
- 筋肉の柔軟性が上がる
- 血管のしなやかさが上がる
ストレッチのほとんどは、体をねじることにより成立しています。そのため、日常では使用することが少ない筋肉を使用できますし、その影響で、燃やしづらい部位の脂肪を燃やしやすくなるのです。
長くストレッチを続けていると、カロリー消費量がアップするだけでなく、脂肪の燃焼効率についても、10%以上改善するケースが多く存在します。
ウォーキングの脂肪燃焼効果!時間を気にせず続けやすい筋トレ
ウォーキングは健康に良いと言われていますが、実は筋トレにも最適です。
その理由ですが、ウォーキングには以下の運動効果が存在するからです。
- 有酸素運動
- 鼻呼吸の習得
- 続けやすい
有酸素運動とは、無酸素運動とは違い酸素を取り入れながらの運動です。
激しい筋トレとは違い、体全体を使って筋トレを行う形になるため、運動をあまり行っていない人でも継続しやすく、また、ダイエット効果もあることで有名になりました。
しかも、ウォーキングであれば鼻呼吸を習得できるようになります。人のほとんどは、鼻呼吸ではなく口呼吸で呼吸を行っていることが多いです。
しかし、口呼吸ばかりを行っていると、空気を肺の奥に送り込むことが難しくなるため、その影響で体内の酸素量が減ってしまうこともあるのです。このような生活を繰り返していると、酸素量の影響で疲れやすい体になってしまうこともあります。
ウォーキングは、開始から30分前後で息苦しさを感じることが多く、そのため、疲れを感じるまでは鼻呼吸を行うといった、鼻呼吸の練習に最適な筋トレでもあるのです。このように、ウォーキングには様々なメリットが存在します。
しかも、ウォーキングはスポーツウェアなどを用意しなくても問題ないため、運動を始めたいという場合は、すぐに始められる、継続したとしても大きな出費が発生しないため、継続することも難しくありません。
EMSで内臓脂肪を燃やす!内臓脂肪の燃焼に最適なEMSは?
EMSには様々な種類が存在しますが、筋トレに最適なEMSは、電気刺激による運動プログラムを再現するEMSです。
主に電気刺激、低周波、超音波の力で、脂肪を燃やしやすい状況を作り出す、運動の補助となる機器のことです。
今では、プロスポーツ選手から愛用されているEMSも存在し、その効果は、世界中の人が信頼を寄せるものとなりました。
また、電気刺激を発生させるEMSは、以下の理由もあり、筋トレの効果を得やすいと言われています。
- 筋トレ効果に重点を置いている
- 好きな部位に対して使用できる
- 内臓脂肪の燃焼効率が高い
電気刺激以外のEMSでは、広範囲に対して低周波、超音波を送るという仕組みになっています。しかし、電気刺激の場合は特定の部位、筋肉を効率良く動かすことができるため、他のEMSより筋トレに最適と言われることが多いのです。
また、ベルトで固定するタイプ、粘着シール付きパッドで固定するタイプが存在しますが、今では、どこにでも貼れるパッドを採用しているEMSが人気です。
というのも、脇、胸周り、横腹といった、従来の運動では燃やしづらい内臓脂肪を、良く動かして燃やすような使い方が可能となっているため、人気が高いという状況になっています。
内臓脂肪が溜まるケース!太りやすい体質の人は特に注意しよう
筋トレ以外の注意点を案内していますが、次のような生活習慣を改善しないと、太りやすい体質そのものが改善できなくなります。
炭水化物を良く食べる | ・炭水化物は糖質になりやすい ・糖質は脂肪として内臓に蓄積する ・内臓に蓄積された脂肪は燃えづらい |
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入浴時間が短い | ・体温が安定しにくい ・脂肪が効率良く燃えない ・内臓の状態が良くならない ・入浴時間は15分前後が好ましい |
睡眠時間が短い | ・睡眠の質が下がってしまう ・代謝を改善しにくくなる ・ストレスが溜まりやすい ・内臓が疲れやすくなる |
補足となりますが、お風呂の温度は41度前後(ぬるま湯)で問題ありません。
熱ければ熱いほど、発汗量が多くなりやすいのですが、これは体内の水分を排出しているだけの行為なので、ダイエット効果を得られるわけではありません。熱いと感じるお風呂に長くつかっていると、内臓だけでなく、神経が傷んでしまうこともあるので注意してください。